「仕事や家事で毎日クタクタ。たまには現実を忘れて、映画や小説のような素晴らしいストーリーに浸りたい……」
そう思ってゲームを探してみても、最近の作品はグラフィックが綺麗な反面、操作が複雑だったり、敵が強すぎて先に進めなくなったりしがちですよね。「せっかく買ったのに、最初のボスで心が折れてしまったらどうしよう」と不安になる方も少なくないかもしれません。
大人のリラックスタイムに必要なのは、ハラハラするような攻略の達成感よりも、ストレスなく物語の世界に浸れる「心地よさ」ではないでしょうか。
そこでこの記事では、ゲームが苦手な方や、久しぶりにコントローラーを握る方でも途中で挫折しにくい、Switchのストーリー重視RPG(一部アドベンチャー含む)を厳選してご紹介します。
ボタンを激しく連打するような難しい操作は必要ありません。ベッドやソファで寝転びながら、極上の物語を味わう旅に出かけてみませんか。
ストーリーが良いRPGを遊びたいけれど…「難しさ」で諦めていませんか?
「途中で勝てなくなる」「マップで迷子」大人のRPG挫折あるある
大人になってからRPGを遊ぶとき、若い頃には気にならなかった部分で負担を感じることがあります。
- 敵が強すぎて、次に進むために何時間も「レベル上げ」を強いられる
- 広大な3Dマップで、次にどこへ行けばいいかわからず迷子になる
- 専門用語や複雑なシステムが多くて、説明を読んでいるだけで疲れてしまう
「せっかくの休みなのに、ゲームの中でまでストレスを感じたくない」と思うのは当然のことです。仕事や家事で脳が疲れている状態では、ゲームの「難しさ」がそのまま挫折の理由になってしまうこともあります。
忙しい30代・40代がゲームに求めるのは「攻略の達成感」ではなく「極上の癒やし」
今の30代・40代の社会人にとって、ゲームの時間は一日の終わりの貴重な「ご褒美タイム」であることが多いはずです。
だからこそ、求めているのは反射神経を試されるようなスリリングな戦闘ではなく、美しい音楽や心揺さぶられるシナリオに包まれる「癒やし」の時間ではないでしょうか。
難しい操作に気を取られることなく、まるで上質な海外ドラマやアニメーション映画を自分のペースで読み進めていくような、贅沢な没入感を味わいたいものですよね。
ゲーム苦手でも挫折しない!「疲れないRPG」を選ぶ4つの基準
市販の「ストーリーが面白いRPGランキング」をそのまま信じて購入すると、ゲーム上級者向けの作品が混ざっていて後悔することがあります。
疲れているときでもストレスなく楽しむために、今回は以下の4つの基準に注目してゲームを選んでみました。
バトル開始後でも「イージーモード」に変更できるか
ゲームによっては、最初の設定で選んだ難易度を後から変更できないものもあります。途中で「どうしてもこのボスに勝てない」となったときに、ゲーム自体を諦めなくて済むよう、いつでも難易度を一番簡単なモード(イージーやカジュアルなど)に下げられる作品だと安心です。
ボタン連打や複雑なコマンド入力が不要か(操作のシンプルさ)
アクションRPGのように、敵の攻撃をタイミングよく避けて、同時にコンボを決める……といった忙しい操作は、疲れた目や手先には少々酷かもしれません。じっくり考えて選べるターン制のコマンドバトルや、ボタン一つで自動で戦ってくれる「オート機能」が付いているかどうかが、快適に遊ぶための大切なポイントになります。
次にどこへ行けばいいか視覚的にわかりやすいか(迷子防止)
広すぎる自由な世界は魅力的ですが、「次に行くべき目的地」がマップ上に目印としてハッキリ表示される親切設計のゲームの方が、大人の限られた時間の中ではサクサク進んで心地いいものです。迷子になって時間を無駄にしてしまうストレスを減らしてくれます。
クリアまでのボリュームが長すぎて負担にならないか
クリアまでに100時間以上かかるような大作は、週末しか遊べない社会人だと、途中で前回の話を忘れてしまいがちです。20~40時間前後で、映画や小説のように密度濃くきれいに完結する作品のほうが、平日の夜や週末のひとときで高い満足感を得られやすい傾向にあります。
ゲーム初心者・苦手な人向け!ストーリー重視のSwitchおすすめRPG5選
【王道・絶対の安心感】ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて S
「せっかくの休日に、広大なマップで次にどこへ行けばいいかわからなくなって時間を無駄にしたくない……」
そんな方に寄り添ってくれるのが、国民的RPGの最新作である本作です。次に向かうべき目的地が常にマップ上に目印としてハッキリ表示されるため、広すぎる世界で迷子になる心配がほとんどありません。
もし「3Dの視点移動やカメラ操作がちょっと苦手だな」と感じても、ゲーム内でいつでも親しみやすい「2D(ドット絵)モード」に切り替えることができます。スーファミ時代のような平面の画面で、サクサクと直感的に進めることも可能です。
戦闘は王道のコマンド選択式ですが、仲間たちに「いのちだいじに」「ガンガンいこうぜ」といった方針を決めておけば、ボタンを一度も押さなくても自動で戦ってくれるオート機能が非常に優秀です。
さらに親切なのが、ゲームを再起動した際に「これまでのあらすじ」を紙芝居風に振り返ってくれるシステムです。仕事や家事で数日〜数週間ほど間が空いてしまっても、ストーリーの繋がりを忘れずに、いつでもすぐに物語の世界へ戻ることができます。
【映画体験・神シナリオ】十三機兵防衛圏
「レベル上げや装備の管理をする時間がない。とにかく先が気になる映画やドラマのような物語に没入したい」という方に、ぜひ知っていただきたいのが本作です。
このゲームはRPGの要素(シミュレーションバトル)を含みつつも、ゲーム時間の約9割は「登場人物たちの会話を読み進めること」で進行していきます。複雑な操作やテクニックを求められる場面がほとんどなく、本をめくるような感覚で手軽にプレイできるのが魅力です。
戦闘パートが不安な方もいらっしゃるかもしれませんが、難易度を「カジュアル」に設定しておけば、適切なボタンをいくつか選んでいくだけで敵が一瞬で崩壊していく爽快感を味わえます。
13人の主人公たちが織りなす時空を超えたSFミステリーは、「先の展開が気になって、つい夜更かししてしまう」という声が続出するほど濃厚です。ゲームの腕前に関係なく、誰もが同じように最高峰のエンディングへたどり着ける優しい設計になっています。
【レトロ・親切設計の極み】Sea of Stars(シー・オブ・スターズ)
懐かしいドット絵の美しさに心が洗われる、王道のファンタジーRPGです。昔ながらの佇まいでありながら、今の忙しい大人が快適に遊べる工夫が詰め込まれています。
本作の最大の特徴は、ゲーム内で手に入る「秘宝」と呼ばれるお助けアイテムの存在です。
メニュー画面からこの「秘宝」のON・OFFを切り替えるだけで、ゲームの難易度を自分好みに細かく調整できます。例えば、「戦闘が終わるたびに全員のHPが自動で全回復する」ようにしたり、「攻撃や防御のタイミングを自動で合わせてくれる」ようにしたりと、まるで公式に用意された優しいチート機能のように機能してくれます。
ストーリーも過度に複雑すぎず、少年少女の爽快な冒険譚が描かれており、仕事終わりの疲れた頭でも心地よく世界観に浸ることができます。
クリアまでのボリュームも30時間前後と長すぎないため、週末のひとときを何度か利用するだけで、綺麗に完結する物語の満足感を味わえるのではないでしょうか。
【涙活・戦闘すら物語】Undertale(アンダーテール)
「誰も傷つけなくていいRPG」というキャッチコピーの通り、敵を「たおさない」で会話や行動を通じて和解していく、世界中で絶賛された名作です。
ゲーム全体のシステムが驚くほどシンプルに作られており、複雑なステータス画面や無数のアイテム管理に頭を悩まされることがありません。操作も基本的に十字キーと決定ボタンがメインなので、コントローラーのボタンをたくさん覚えるのが苦手な方でも直感的に動かすことができます。
戦闘は少し特殊なミニゲーム(迫りくる障害物を避けるようなシステム)ですが、どうしても避けられない場合でも、何度も挑戦しやすい親切なリトライ設計になっています。
何より嬉しいのが、クリアまでに必要な時間が数時間〜10時間程度という点です。映画を数本観るような感覚で、大人の涙腺を刺激する濃密な感動をサクッと体験できるため、まとまった時間が取りにくい方にもぴったりな一本と言えます。
【アニメ・極上の癒やし】二ノ国 白き聖灰の女王 RE-MASTERED
まるで「スタジオジブリのアニメーション映画の中を自分で歩いている」かのような、圧倒的な癒やしをくれる作品です。
企画・制作を「レベルファイブ」、アニメーション作画を「スタジオジブリ」、そして音楽を「久石譲」氏が手掛けており、30代・40代の方ならどこか懐かしく、胸がギュッとなるような美しい世界観に包まれます。
Switch版である本作には、バトルの難易度が最初から優しくなる「イージーモード」がしっかりと搭載されています。ゲームの途中からでもペナルティなしで自由に変更できるため、ちょっと戦闘が長引きそうだなと感じたらいつでも切り替えることができます。
可愛い魔物(イマージェン)を仲間にして育てる楽しさもありつつ、基本は目的地へ向かってお話を追いかける分かりやすい構成です。
美しい街並みやオーケストラの素晴らしいBGMを聴いているだけでも日々のストレスが溶けていくような、リラックスタイムに最適なゲームではないでしょうか。
工作や家事の合間に「ストレスなく」RPGを楽しむためのQ&A
Q1. 完全にゲームが久しぶり(数年〜数十年ぶり)でも楽しめますか?
十分に楽しめる作品ばかりだと感じています。最近のゲームは進化している反面、親切設計やアシスト機能も昔より格段に充実しています。
今回ご紹介したゲームはどれも、次に何をすればいいかが画面上で分かりやすく提示されるため、「どこに行っていいか分からず数時間を無駄にしてしまった」という、昔のRPGにありがちだったストレスが大幅に軽減されています。説明書を読み込まなくても、遊びながら自然にルールが理解できる丁寧な作りのものを選んでいますので、どうぞ安心して物語に飛び込んでみてください。
Q2. アクション要素が少しでもあると不安なのですが…
アクション特有の「素早い判断」や「正確なボタン入力」を求められる場面は、今回ご紹介した作品ではほぼ回避できるようになっています。
『ドラゴンクエストXI S』や『Sea of Stars』は、自分がボタンを押すまで時間が進まない「完全ターン制」のバトルです。また、一見アクション要素がありそうな『十三機兵防衛圏』や『二ノ国』も、難易度を一番優しく設定すれば、適当にボタンを押しているだけでクリアできるほど難易度が下がります。反射神経を求められて焦ることはありませんので、リラックスして楽しんでいただけるはずです。
Q3. まとまったプレイ時間が取れなくても大丈夫?(寝落ち対策など)
任天堂Switchには、ゲームをいつでも一時中断できる「スリープ機能」が備わっています。本体の電源ボタンをカチッと一度押すだけで、ゲーム内の状況を保ったまま一瞬で休憩に入ることができます。
今回選んだ作品はどれもオートセーブ(自動保存)が優秀だったり、セーブポイントが細かく設置されていたりするため、平日の夜に「あと10分だけ進めよう」という遊び方も可能です。万が一、コントローラーを持ったままベッドで寝落ちしてしまっても、データが巻き戻る心配が少ないのは、忙しい大人にとって嬉しいポイントではないでしょうか。
まとめ:今週末はコントローラーを片手に、最高の物語へ旅立とう
難しくて諦める罪悪感はゼロ。自分に合った難易度で楽しむのが大人の贅沢
「ゲームは難易度を高くしてクリアしてこそ達成感がある」という意見を目にすることもあるかもしれません。しかし、日々仕事や家事で脳も身体も使っている大人が、プライベートの癒やしの時間まで無理をしてストレスを溜める必要はないのではないでしょうか。
あえて一番簡単なモードを選び、システムに助けてもらいながら、上質なストーリーと音楽だけに100%没入する。それこそが、忙しい現代の社会人に許された、最高のゲームの楽しみ方であり「贅沢な時間の使い方」と言えるのかもしれません。
まずは気になる1本で、日々の疲れを忘れる「没入タイム」を
今回ご紹介した5つの作品は、どれもゲームの腕前に関係なく、最後まで極上の感動を届けてくれる名作ばかりです。
- 王道ファンタジーの世界でとにかく迷わず安心したいなら『ドラゴンクエストXI S』
- 小説や海外ドラマのように先の読れないミステリーに浸りたいなら『十三機兵防衛圏』
- サクッと10時間前後で、大人の涙活を体験したいなら『Undertale』
ご自身の今の気分や、グラフィックの好みに合わせて、まずはピンと来た1本を選んでみてください。
今週末は少しだけ家事を手抜きして、お気に入りの飲み物を用意し、Switchの電源を入れてみませんか。日々の喧騒を忘れさせてくれる愛おしい物語の世界が、きっとあなたを待っています。


コメント